野球選手のためのストレッチ 〜広背筋〜
テーマ:広背筋
広背筋 とは……?
背中にある筋肉の中で三角形の筋肉。
肩関節の伸展(腕を後ろに引く)・内転(脇を閉じる)で働き、投球動作にとって 筋肉を一番使う 部位です。
背骨から腕の骨の前 にくっついています。
投球時のトップの位置で分かるとおり、後ろから前に付いている筋肉が最大限に引き伸ばされます。
引き伸ばされたものを一気に開放し、トップからリリースまでの間で最大限に働きボールを勢いよく投げ出しています。
投球数が多くなればなるほど、この動きが増えてしまうため、 「広背筋の疲労・硬さ」 が起きてしまいます。
広背筋が硬くなると 外転 (腕を外に開く)動作が制限されてしまい 肘が肩よりも上にあがりません。
そうすると、①身体の捻る力(遠心力)がボールにうまく伝わらないため、遠投や速い球を投げるには腕で投げるしかない。
② 肘下がりのフォーム になる。
⇒結果、 肩・肘 をケガします。
そこで、今回は広背筋のストレッチをご紹介します!
広背筋のストレッチ
1.四つ這いになります。2.伸ばしたい方の手を反対の手に合わせます。
その状態のまま、お尻を踵につけるように後ろにさがります。
*脇の下が伸ばされている感覚があればOK!