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投球フェーズ別トレーニング ~後期コッキング期から加速期~
今回は、前回アップした「投球フェーズ別トレーニング~早期コッキング期~」に続く、投球動作に着目したトレーニング第三弾で、後期コッキング期から加速期に着目したトレーニングをご紹介します。
その他投球フェーズの記事はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓
後期コッキング期から加速期の着目点
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このフェーズでの着目点は 体幹・骨盤の回旋 と 肩関節外旋・胸椎伸展・肩甲骨後傾 です。
後期コッキング期はワインドアップ期・早期コッキング期と前のフェーズで下半身に溜めた力を指先に伝えるために必要な時期となります。
これが不足するといわゆる手投げの様な状態につながり、肩の過外旋や肘の過外反を引き起こしやすくなるため、 投球障害肩・野球肘を発症するリスク が高まります。また、胸椎の可動域が不足していると腰を反ることで代償してしまうため、腰椎にかかる負担が大きくなります。
トレーニング
トレーニングⅠ
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方法
1.立った状態で大の字の姿勢を取ります。
2.身体を捻り、腰を落とします。その際に前になった脚の「股関節がはまる」感じを感じ取ります。
3.左右方向両方繰り返します。
※①軸は中心にとり、前後に体が傾いたり、重心が前後に寄らないようにします。
②膝の割れに注意しましょう。
トレーニングⅡ
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方法
1. フロントランジの姿勢を取り、身体の前で手をつなぐ、または両手で重りを持ちます。
2. 右投げなら右、左投げなら左に身体を捻った状態になります。
3. 軸を中心に保ったまま、反対側に捻ります。
※①重りは重い重量を持つことが目的ではないので、コントロール可能な範囲で調整しましょう。
②膝の割れや身体の傾きに注意しましょう。
トレーニングⅢ
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❌ 悪い例 ❌
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方法
1.タオルなどをかけられる場所を探し、壁を背にステップ脚を前に片膝立ちになる。
2.タオルをひっかけ張らせながら、自分の投球フォームの中で肩が最も外旋する段階で構える。
3.その後の投球動作を遂行するようにタオルを引く。
※①構えでは、肩関節外旋・胸椎伸展・肩甲骨後傾を意識する。
②引くときは肩だけでなく、腹斜筋(腹筋の一種)の収縮、骨盤回旋を同時に意識し行う。
③引くときは肘の突き出しに注意しましょう(あくまで肩関節外旋)。