内側型野球肘
野球肘とは……?
成長期にボールを投げすぎることによって生じる肘の障害を野球肘といいます。
投球時や投球後に肘が痛くなります。肘の伸びや曲がりが悪くなり、急に動かせなくなることもあります。
繰り返しボールを投げること(投球数増加)など によって肘への負荷が過剰となることが原因です。
肘の内側では靱帯・腱・軟骨がいたみます(内側型野球肘)。
また、肘の外側で骨同士がぶつかって、骨・軟骨が剥がれたり痛んだりします( 外側型野球肘 )。
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今回のテーマ:内側型野球肘
内側型野球肘とは肘の内側の靱帯・腱・軟骨が痛むことを言います。
野球に限らず、ボールを投げる様なスポーツをやっている人に起こりやすいケガです。
成長期は骨がまだ未完成な状態であり投球動作により内側に付いている靱帯・筋肉が引っ張られ、成長軟骨・骨が剥がれたり、割れたりしてしまいます。
しかし、成人(高校生以上)になると、骨が完成するため軟骨・骨のケガよりも内側側副靱帯のケガが多くなります。
特に 成長期の野球肘は数週間~数ヶ月休止でほとんど治癒 しますが、最適な方法は痛みが出たら医療機関受診をオススメします。
また、下記にご紹介する セルフチェック項目 に当てはまるようであれば早急な受診をオススメします。
セルフチェック
1.肘の曲げ手のひらを上に向けたまま両肘を曲げます。
※曲げたときに肩に手が届かない、左右で曲がる角度が違う場合は 危険!
2.肘の伸ばし
手のひらを上に向けたまま両肘を伸ばします。
※伸ばしたときに肘がまっすぐ伸びない、左右で伸びる角度が違う場合は 危険!