診断
高い技術で撮影するMRI、CT、超音波検査で、どこが痛みの原因なのかを詳細に診断します。
足底腱膜は踵(かかと)の骨から足の指へ広がる強靭な腱の膜です。足の土踏まず(縦アーチ)を支える重要な役割があり、歩行・ランニングなどの
荷重時にスプリングのように、地面と足部の衝撃を和らげるクッションとして働きます。
上記のアーチ構造が崩れると、足底腱膜に過剰なストレスが加わります。そうなると、足底腱膜に微細な損傷や炎症が発生し、
足底部の痛みが出てくる場合があります。
足部の形状も重要で、扁平足やハイアーチ(甲高足)に症状が起きやすいとされています。オーバーユース、硬い路面、クッション性の低い靴の使用頻度が高まることによって症状が出てくることも あります。
また足底腱膜自体ではなく、ふくらはぎの硬さ、足に合っていない靴の使用なども関係することがあります。
✔ 朝起きたときの1歩目が痛い
✔ 長時間歩くと痛い
✔ 足裏へ体重がかかると痛い
✔ スポーツをしているときに痛い
✔ 単純レントゲン検査
✔ MRI画像検査
また、スポーツの頻度・練習量やグラウンド状況(アスファルトか芝など)、
勤務している人には仕事の内容(移動時の歩行距離、使用している靴など)を伺います。
✔️ リハビリテーション
✔️ 内服薬、外用剤
✔️ インソール作成
✔️ 体外衝撃波
✔️ ステロイド注射・ハイドロリリース注射
急な痛みに対しては局所の炎症を抑えるために局所の安静が必要です。運動量の高い人は練習内容の変更を検討します。
治療としては足底腱膜・ふくらはぎのストレッチや物理療法(超音波治療や電気治療など)を行い、痛みの軽減と柔軟性の改善をはかります。
テーピングやインソール(足底板)使用することによってストレスを和らげることも致します。
多くは上記内容を行うことで症状が軽減いたします。それでも全体の1割では症状変化に乏しく、難治性ということになり痛みが残ってしまいます。その場合には、
体外から衝撃を加える体外衝撃波治療があります。
高い技術で撮影するMRI、CT、超音波検査で、どこが痛みの原因なのかを詳細に診断します。
体外衝撃波治療、超音波ガイド下筋膜リリースなど症状に応じた治療を行います。
各種治療に特化したプログラムでリハビリを行います。
難治性疼痛外来日
難治性疼痛外来は 完全予約制 です。費用・予約に関しての詳細に関しては当院(048-871-6668)に直接ご連絡ください。
診療時間 | 午前 9:00-12:00 |
午後 15:00-18:30 |
---|---|---|
月 | × | × |
火 | × | × |
水 | × | 林(月2回) 17:00-18:00 |
木 | × | × |
金 | 中小路 9:00-11:00 |
中小路 15:00-18:00 |
土 | 中小路 9:00-10:30 |
中小路 14:00-16:00 |
国際衝撃波治療学会で示されている禁忌症(整形外科領域)
集中型装置、拡散型装置の種類により異なります
集中型および拡散型
•悪性腫瘍がある部位への照射
•胎児、妊婦さん
集中型
•肺への照射
•悪性腫瘍がある部位への照射
•骨端線(成長線への照射)
•脳、脊髄への照射
•血栓、血液凝固異常のある方
体外衝撃波は集中型と拡散型の2種類があります。
さいたま整形外科には
拡散型の体外衝撃波治療装置
を
導入しています。
集中型 体外衝撃波 治療装置のご希望、拡散型 体外衝撃波 治療装置での治療効果が現れない場合はグループクリニックの
明大前整形外科クリニック
にて治療を受けることができます。
体外衝撃波治療(難治性疼痛外来)は完全予約制となっております。
現在通院中の方は主治医にご相談ください。
体外衝撃波治療の詳細な費用やご質問、ご不明点のある方は詳細に関しては
当院
048-871-6668
までお問い合わせください。
近年超音波画像診断機の画質が向上したことにより神経も見ることができるようになりました。
当院の難治性疼痛外来では、筋肉、筋膜の剥離、リリースだけでなく神経の剥離、リリース、選択的神経ブロックを行うことで
患者様の長年悩んでいる痛みを取ることのお手伝いをさせていただきます。
また選択的神経ブロック後のリハビリテーションは相性のいい医療だと考えられます。
当院では選択的神経ブロックとリハビリテーションを行い痛みを軽減させて、体の機能を回復させることを行なっております。
担当医
※完全予約制
(ご予約はお電話のみの受付となります)
048-871-6668
※
林医師の受診には通常の診療費用の他に
予約料(11,000円税込)
を頂きます。
予約料は予約をおとりになられた患者様のうち予約時間(受付)から30分以内に診療が開始された場合に頂きます。
1996年4月1日からの診療報酬改定により医科の予約診療に対して国が徴収を認めた選定療養(自費)の一つであり、高額療養費制度の対象外となります。
尚、疾患や治療法によっては全て自費診療になる場合がございます。
ご不明な点がありましたらお問い合わせください。