骨粗鬆症外来

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について

骨の量(骨の密度)が減ったり、骨の強度が低下して起こる病気です。

骨粗鬆症になると、骨自体がもろくなり背骨(脊椎)の椎体骨折(通称:圧迫骨折)や、大腿骨近位部(頚部・転子部)骨折などの骨折のリスクが高くなります。
骨粗鬆症の人は痛みなどの自覚症状がなく、椎体骨折や軽微な外傷(立った姿勢から)で骨折を発症し、進行していきます。

骨粗鬆症は閉経後の女性に多い疾患と言われています。
知らない間に骨密度が低下していることが考えられます。
骨密度を測定することで骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価を行い、将来の予防をすることができます。

骨粗鬆症の検査

骨密度検査(MD法)

当院では、手指を用いたMD法という骨密度検査を行います。
必要に応じてさらに詳しくわかるDXA法で検査をいたします。

YAM値(ヤム値)

YAM値(ヤム値)といわれる「若い人の骨密度を100%としたとき、骨密度はどのくらい低下しているか」ということを示す値を用いて、骨密度検査結果を説明いたします。

問診による骨折リスク判定

WHOが推奨する骨折リスク判定に基づき評価しています。

血液検査(骨代謝マーカー)

骨はリモデリングする組織です。リモデリングとは、骨形成・骨吸収し、緩徐ですが新進代謝をしております。代謝回転の度合いを血液検査で判定し腎機能やカルシウム代謝と統合して評価しています。

骨粗鬆症の治療

・お薬を使った治療

・生活改善による治療(運動・日光浴など)

・食事による治療

 

骨粗鬆症の早期診断を行う事が出来ます。
その結果から、最も適した治療方法を提案致します。
 

担当医の紹介



江口 直 医師
毎週月曜日 
 
AR-Exグループ クリニック