2022RUSI Work shop -手の下で何が?-  参加報告

2022年9月17日~9月18日の2日間に渡って大阪府にある森ノ宮医療大学にて開催された
「2022RUSI Work shop(上肢・頚部)」に当グループ理学療法士の竹内大樹・片山将が参加いたしました。

7月に開催された下肢・腰部に引き続き今回の研修では上肢・頚部に関するエコーの撮像方法を学んできました。
今回の研修において、肩関節周囲のエコー評価技術では臨床上頻繁に遭遇する肩関節疾患に関連する筋肉や靭帯を描出する方法を学びました。
肩の疾患(五十肩)では腕を挙げづらくなるような障害がよく生じます。

今回の研修では可動域制限の原因とされやすいと考えられている組織の評価方法を学びました。
また肘関節の研修ではスポーツをされている方に好発するテニス肘(肘外側上顆炎)やゴルフ肘(肘内側上顆炎)におけるエコー評価技術を学びました。
肘の疾患では慢性的な障害が多く筋肉や腱の付着する部分の損傷や神経が絞扼されて疼痛が生じることが多々あります。
これらを見分けるには様々な整形外科的テストとエコー評価を実施することが必要とされています。

最後に頚部の研修では肩周辺の筋肉や頚の神経をエコー評価する方法を学びました。
頚の周囲には多くの神経が通過しています。
そのため頚部周囲に症状のある方は何が原因でその症状が起きているか詳細に評価する必要があります。
また頚部周囲には神経が多くあるため治療の際にもより慎重に周囲の組織を触診する必要があります。
その際、エコー評価を用いることが重要とされています。

医療法人アレックスではセラピストがエコーを使用し最善のリハビリテーションを提供できるようにし、
今回の様な研修に参加し法人内でスタッフへ共有しています。今回の研修を通して学んできたことを日々の臨床に活かして精進してまいります。

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