大腿部(太もも)
ハムストリングス(もも裏)の肉離れ
動作、主にスポーツ動作中に急に筋肉が切れたように実感するとともに痛みを感じ、動作の継続が困難になること。実際に「うわッ!!」「ブチッ!!」「グリンッ!!」と筋肉に痛みを感じる特徴がある。
【肉離れのタイプ】
・High-speed running type:走っているときに受傷するタイプ(93%)
・Stretching type:ストレッチなど筋肉を伸ばしているときに受傷するタイプ(7%)
走っているときに肉離れをするタイプが多く、
この中で約85~94%が太もも裏の外側の筋肉が肉離れしやすい
【肉離れはいつ、どのタイミングで起こる?】
走っているときの足を接地するタイミングで起こりやすい!
【受傷しやすい競技ランキング】
1位:陸上競技
2位:サッカー
3位:ラグビー
【肉離れをしたらどうすればいい?】
まずは、安静(Rest)です。
筋肉の損傷をひどくしないようにすることが大切。
力を入れたり、伸ばしたりすることは避けるようにしましょう。
また、損傷した部位を圧迫(compretion)、アイシング(Iceing)し炎症を抑える。
損傷度合いを確認するために医療機関の受診を勧めます!
ももかん・はまぐり・チャーリーホース・チャランポ
ももかん・はまぐり・チャーリーホース・チャランポとさまざまな名称がある。何のこと…?
太ももに相手の膝が入ったようなことがあると思います。
医学的には「大腿部挫傷」や「大腿部打撲」と言いますが各地方では上記のような呼び方もします。
ももかんは肉離れと違い直接的なきっかけで怪我をします。
そのため打撲のような症状が主な症状となる。
【どのような症状が出るの?】
・腫れる
・膝を曲げると痛い
・太ももに力を入れると痛い
・抑えると痛い
【受傷したときはどうすればいい?】
受傷時から内出血を押える圧迫(compretion)と
腫れて硬くならないようにストレッチや膝を曲げることを多くする必要があります。
また、アイシング(Iceing)も効果的です。
痛みのためストレッチや膝を動かさないようにしていると内出血や腫れのため筋肉が硬くなり
膝が動かしにくくなってしまします。
積極的に動かすことで痛みも腫れも早期に改善します。