2020年12月19日 リハビリ科勉強会
2020年12月19日にリハビリ科にて勉強会が行われました。
内容:胸郭運動アプローチ
講師:柿崎藤泰 先生
参加者:初谷朋哉 (理学療法士)
私たちは生活していく上で、徐々に姿勢が崩れてきます。
そして、その姿勢の崩れは、次第に定着していき、時に障害を発生させます。この定着してしまった姿勢を正すことで障害予防・改善させることができます。
今回のセミナーでは、そんな姿勢の崩れを正しい姿勢に改善させ、さらにその状態を維持するための評価・治療手技について学んできました。
上半身の特に胸の位置に当たる胸郭と言われる部分と骨盤の2点にフォーカスを当てて評価・治療を学んできました。この胸郭は骨盤や股関節・肩関節のように大きな可動性はありませんが、歪みが生じると他の関節に悪影響を及ぼします。
例えば、骨盤の歪みが腰痛を引き起こしたり、胸郭の歪みが肩の痛みを引き起こしたりします。そのため、この胸郭と骨盤のアライメント(姿勢)の評価はとても重要になります。また、その歪みが身体の中心となる体幹の不安定性を生じさせ、これも障害を発生させる原因にもなります。
これらは、目では分からないため、しっかりと触診をすることで評価をしていき、そのうえで適切な治療を行う必要があります。
今回のセミナーで得た知識や技術を元に、多くの患者様の障害に対して適切な治療を提供できるようにいたします。
ご自身の姿勢や身体の歪みに対してお困りの方、どうにかしたいとお考えの方はお気軽にご相談ください。