【第5回足の構造と機能研究会学術集会の参加報告】理学療法士の金子が学術発表をしました!

【第5回足の構造と機能研究会学術集会の参加報告】
2024年6月1-2日に札幌医科大学で開催された第5回足の構造と機能研究会学術集会におい
て、明大前整形外科クリニック理学療法士の金子史弥が現地にて学術発表をいたしました

以下に発表者の発表内容とコメントを掲載致します。
金子理学療法士からのコメントです。
今回の演題名は「足底腱膜の肥厚を有さない足底部痛に対する超音波評価を基にした理
学療法の有効性」です。
足底の痛みは症状が長く持続しやすく、再発率も高いことが分かっています。その背景
として足底腱膜、踵骨下脂肪体、神経と複数の原因組織が存在することが挙げられます。
今回は、足底部痛の患者さんの中でも足底腱膜の影響を除いた症例に限定して超音波評価
による理学療法を行った場合、朝の疼痛を減少させることに影響することを明らかにしま
した。
 多くの質問をいただくことができ、今後の研究や研究の方向性について改めて考えるこ
とができました。今後もデータを蓄積し足底部痛に悩む症例に対する解決の糸口となり得
るようなデータを出したいと考えています。
この研究を行うにあたりご協力いただいた患者様をはじめスタッフの皆様、また研究指
導を頂きました森ノ宮医療大学の工藤慎太郎先生にこの場をお借りして深謝申し上げます

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