研修報告(DLSセミナー)
研修報告(DLSセミナー)
日時:平成30年9月24日
場所:ノアスタジオ 都立大学
内容:クラシックバレエの股関節障害の治療について
講師:佐藤愛 先生(豪州バレエ学校専属セラピスト)
参加者: 松崎忠将 柔道整復師
クラシックバレエは踊る際にターンアウトといって股関節を外側に開いた状態で踊ることが基本となっております。足をより美しくみせるために、より高く上げるためには必要なポジションになってきます。しかし足を無理に開いたり、体の使い方を間違えてしまうと痛みが発生してしまいます。今回のセミナーではそのようなクラシックバレエダンサーの股関節障害に対しての評価、治療について学んできました。
バレエダンサーの股関節障害の症状は痛みが生じるもの、動きが悪くなるもの、音がなるものなど様々です。骨や軟骨、筋肉などを痛めていることもありますが、多くの場合リハビリテーションを行ったり、フォームを見直すことで改善します。そのためには股関節だけにフォーカスを当てるのではなく、体全体を見て評価していくことが重要となります。またレッスンを休むことにより筋力やスタミナが落ちてしまうことがあるため、股関節に負担のかからない動きを見極めてレッスンを休まずに治療を進めていくことが重要となります。
今回のセミナーで得た知識や技術を元に、多くのダンサーの怪我に対して適切な治療を提供できるようにいたします。ダンサーに対しての専門的なリハビリテーションを希望の方はお気軽にご相談ください。
参加者: 松崎 忠将