足型測定会
平成30年3月24日に明大前整形外科クリニックにて足型測定会~足型から考える身体特性~という内容で講習会を開催しました。今回は、当院白鳥大地(柔道整復師)が患者様のご家族など様々な方々8名に参加していただきました。
研修会を通してどのような足の特徴を持ち、その特徴を活かすためにはどのように靴を選び、靴を履いた方がいいかなどアドバイスさせていただきました。
大前提として日常生活・スポーツにおいて移動する際には常に足(靴)が地面に着き、身体移動をするためには重要な役割を果たしています。 足は、前、真ん中、後ろに分けることができ、それぞれ前足部、中足部、後足部と呼ばれています。 前足部は、足の指が重要なポイントとなってきます。しっかりと5本の足の指が地面に着き、動かせる事です。中足部は、アーチ構造が保てているかがポイントになります。内側に過剰に体重がかかっていないか?足全体に荷重がかかっているか? 後足部は、踵の骨が安定しているかがポイントです。踵の骨が内側・外側に傾いていたりしないか?
前足部であれば、足の指の機能低下が原因で地面を足の指で掴むことが出来ず、不安定となり捻挫に繋がる事もあります。 中足部であればアーチが保てずに、過剰に内側に体重が乗りやすくなれば足が内側に向けおのずと足の上にある膝や腰にも影響が出た結果、膝関節、腰の痛みが出ることもあります。 後足部であれば、踵の骨が傾くことでこれも膝や腰に負担がかかる可能性が考えられます。上記に示したようなエラーをサポートするために靴には、前足部、中足部、後足部に対応した機能が備わっておりいかに靴の機能を活かすことが出来るのかがケガの予防に繋がってきます。ですが、肝心な靴の履き方についてはあまり感心がなく、知る機会がないのが現状です。
引き続き、月1回のペースで足や靴に関する講習会を開催したいと考えておりますので、是非次回の講習会も参加検討いただければと思います。