上腕骨外側上顆炎
肘関節が上腕骨・頭骨・尺骨と3つの骨で構成されています。
外側上顆炎はこのうちの上腕骨の外側の突起(肘関節の外側)やその周りに痛みや炎症がでる疾患です。
日常生活でもスポーツでも起こりうる疾患です。
【どんな症状が出るの?】
・タオルを絞った時に痛い!
・蛇口や瓶の蓋の開け閉めで痛い!
・ポットを持ち上げる時に痛い!
・釘打ちの仕事で痛い!
・テニスのバックハンドで痛い!
【どんな原因があるの?】
・手関節を使うことが多い
・肘関節を伸ばすことが多い
【セルフチェック】
・トムゼンテスト
①肘を伸ばしたまま手関節を反らします。
②手関節に抵抗を加え、肘に痛みが出るか確認する。
・ミッドフィンガーテスト
①肘を伸ばしたまま手を広げる。
②中指に抵抗を加え、肘に痛みが出るか確認する。
【セルフエクササイズ】
注意:・痛みが強くなる場合は、運動を中断してください。
・炎症症状(腫れ・熱)が強い場合は、悪化する恐れがあります
● 前腕のストレッチ(手のひら側)
手のひら側を上にして、前腕の手のひら側の筋肉を伸ばす。
※30秒/ 3セット
● 前腕のストレッチ(手の甲側)
手の甲側を上にして、前腕の手の甲側の筋肉を伸ばす。
※30秒/ 3セット
※30秒/ 3セット
● 肩甲骨寄せ
1.胸を張るように肩甲骨を内側へ寄せる
※腰をそらないように
※肩があがりすぎないように
※15回/ 2セット
※腰をそらないように
※肩があがりすぎないように
※15回/ 2セット
● CAT&DOG
四つん這いになり、背中を天井に突き出す
背中(肩甲骨)を寄せるようにしていく
※15回/ 2セット
背中(肩甲骨)を寄せるようにしていく
※15回/ 2セット