腰椎分離症
腰椎分離症
腰椎分離症とは腰椎の一部が疲労骨折した状態のこと。
【どんな症状が出るの?】
・腰をそると痛い!
・腰を捻ると痛い!
・ずっと座っていると痛い!
・スポーツ動作中の腰の痛み捻り動作や反る動作で特に痛い!!
例)サッカー:キック
バレーボール:スパイク
体操:捻り動作
・悪化すると…
歩くだけで痛い!前かがみでも痛い!下半身にシビレや違和感がある!
【考えられる原因は?】
・スポーツ動作で繰り返される腰部へのストレス
・骨粗鬆症のある方
・先天性の腰部疾患のある方
【腰椎分離症とは?】
10-17歳に好発する腰痛(ピークは14歳頃)で男女比は男性(7.9%)>女性(3.9%)である。
スポーツをする青少年期、高齢女性など骨粗鬆症のある方、先天的な腰痛の疾患のある方に多いとされています。
多発するスポーツとしては主に体を反る動作、捻る動作に多いとされています。
【セルフチェック】
・ケンプテスト
①立位にて腰を反らす。
②右(もしくは左)に捻る。
※この際に痛みが出現する場合、腰部にストレス反応が起きている可能性が高い。
【腰椎分離症の今後のリスク】
腰椎分離症は片側もしくは両側に発生する。
両側に発生している場合は10-30%で腰椎が前方へ滑る腰椎すべり症に進行する。
・病期と骨癒合率、骨癒合期間
初期:94%(骨癒合率)
骨癒合期間:約3-4か月
進行期:27-67%(骨癒合率)
骨癒合期間:約4-6か月
終期:0%(骨癒合率)
【セルフエクササイズ】
注意:・痛みが強くなる場合は、運動を中断してください。
・炎症症状(腫れ・熱)が強い場合は、悪化する恐れがあります
● ももうらのストレッチ
● 腹圧
2.下腹で肋骨を引き下げるイメージで、口からゆっくり息を吐く
※10回/2セット
● 腹圧片脚ニーアップ
2.腹圧を抜かずに元に戻していく
※腰を反らないように
※20回/2セット
● ハンドニー
● ヒップリフト
1.両膝を立て、腹圧を高めた状態でお尻を床から浮かせる
※腰を反りすぎないようにする
※10回/2セット