臼蓋形成不全
股関節の痛み
・歩くと痛い
・股関節が開かない
・鼠径部の痛み
股関節は、骨盤側の溝(臼蓋)と大腿骨の骨頭により形成されています。
臼蓋形成不全とは、この臼蓋の溝が浅く、骨頭のはまりが悪いことをいいます。
はまりが悪いことによって、股関節に負担がかかり痛みが生じます。
女性に多く、先天性股関節脱臼の方や、家族に股関節が悪い方がいるなど遺伝性もあるといわれています。
10~20歳代までは無症状のことが多く、30~40歳くらいから症状が現れることが多いです。
進行すると関節軟骨破壊が起こり、関節の動きが制限され、変形性股関節症へと移行していきます。
注意:・痛みが強くなる場合は、運動を中断してください。
・炎症症状(腫れ・熱)が強い場合は、悪化する恐れがあります。
● もも裏のストレッチ
1.足にひもをひっかけて手前に引っ張り、ももの裏側をのばします。
● 腹圧
1.肋骨を広げるイメージで、鼻から息を吸う
2.下腹で肋骨を引き下げるイメージで、口からゆっくり息を吐く
※10回/2セット
●腹圧両足ニーアップ
1.腹圧を入れて、両膝を胸に引き寄せる
2.腹圧を抜かずに元に戻していく
※腰を反らないように
※10回/2セット
● サイドブリッジ
1.横向きで片肘と片足だけ接地し、横腹を意識し身体を支える
※体幹が曲がらないようにする
※10回/2セット
● サイドレッグレイズ
1.横向きにねて、上にくる脚をまっすぐ伸ばす
2.おしりに力を入れて脚を斜め後ろへ開いていく
※10回/2セット
● ヒップリフト
1.両膝を立て、腹圧を高めた状態でお尻を床から浮かせる
※腰を反りすぎないようにする
※10回/2セット
● ボール踏み
1.イスにすわり、姿勢をただし腹圧をいれる
2.姿勢を保ったまま、足裏全体でボールを真下へ潰す
※20回/2セット