アキレス腱周囲炎
アキレス腱やアキレス腱の周囲が痛い!
・ランニングすると痛い!
・ジャンプすると痛い!
・ストレッチすると痛い!
・腫れている!
・動き始めは痛いけど、そのうち楽になる!
つま先立ちのように足首を下に返すような動きをする時に働く筋肉に「腓腹筋」と「ヒラメ筋」があります。
アキレス腱は、この「腓腹筋」と「ヒラメ筋」の筋力を踵(かかと)の骨に伝える強靱な腱です。
アキレス腱があることでランニングやジャンプ動作を行うことができます。
そのため、運動量が増加すると、その分アキレス腱の負担も大きくなり炎症を起こしてしまいます。
「腓腹筋」と「ヒラメ筋」が急激に収縮した時に筋腱の移行部が緊張し、そのストレスでアキレス腱にわずかな断裂が生じることで起こります。
また、筋腱の移行部の老化は思春期とかなり早い時期から始まります。
更に使い過ぎると柔軟性が低下し硬くなり、アキレス腱を急に伸ばした時(ランニングやジャンプ動作をした時)にアキレス腱にごく小さな断裂が入ったり、腱膜に炎症を起こします。
上記の他に、構造的に踵の位置が悪かったり、シューズや走路に問題がある場合もあります。
アキレス腱周囲炎には2つの特徴として動き始めに痛く、そのうち痛みが軽くなるという特徴があります。
そのためアキレス腱炎はそれと気づかないうちに慢性化しやすい障害です。
注意:・痛みが強くなる場合は、運動を中断してください。
・炎症症状(腫れ・熱)が強い場合は、悪化する恐れがあります。
● おしり横のストレッチ
1.あおむけであぐらをかくように片足をひっかける
2.床についている方の足をかかえ、胸へとひきよせる
※30秒/3セット
● 外もものストレッチ
1.足にヒモを引っ掛けて、脚を少し上げ、
内側へひっぱていきます。
※30秒/3セット
● タオルギャザー
1.足の指だけでタオルを引き寄せていく。
※土踏まずを丸めるようなイメージで。
20回/3セット
● ヒールレイズ
1.壁などに軽く手をついた状態で、
踵をまっすぐ持ち上げる。
※痛みがある場合は座って同じように行う。
踵をゆっくり落とすように行う。
20回/3セット
● ヒップリフト
1..両膝を立て、腹圧を高めた状態でお尻を床から浮かせる
※腰を反りすぎないようにする
※15回/ 2セット