注射だけではなく、筋トレやストレッチも「変形性膝関節症」

高齢者の膝の痛みの原因で最も多い、変形性膝関節症とは?

 明らかな原因がなく、加齢変化や肥満が原因となる一次性膝関節症と、骨折や関節炎、靭帯損傷などの後遺症として生じる二次性膝関節症があります。加齢により膝関節のクッションの役割を果たしている軟骨や半月板が擦り減ってしまい引き起こされる一次性関節症がほとんどです。中高年の女性に多くみられます。変形性膝関節症には、内側型(O脚)、外側(X脚)に分類されます。

 症状は動作時の痛みが主であり、変形が進行するに伴い、症状は悪化します。初期では歩き出し、立ち上がりの痛み、中期では歩行時、正座、階段昇降時の痛みが生じ、末期ではさらに骨の変形が進み、膝が伸びない、曲がらない、歩行が困難となってしまいます。

変形性膝関節症の検査について

単純レントゲン検査で骨の変形を確認します。変形性関節症では関節裂隙の狭小化、骨棘、関節面の不整、軟骨下骨硬化、などがみられます。
炎症が起きて関節が腫れている場合、穿刺して関節液の検査を行う場合があります。

単純レントゲン画像
例)
正常
変形性膝関節症

内側( 赤丸 )が擦り減って関節裂隙が狭くなっています。

長野整形で行う変形性膝関節症の治療について

関節内にヒアルロン酸注射、痛みが強ければステロイド注射も行います。併用してリハビリテーションを開始します。
保存療法を行い、改善なければ手術(人工関節など)を検討します。
 
長野整形外科クリニック
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