骨粗鬆症の測定器(DEXA)を導入しました
骨粗鬆症とは??
年齢とともに骨の密度が減り、骨の強度が低下する病気です。骨粗鬆症では骨が脆くなり転倒などによる骨折リスクが高まります。
原因としては加齢や閉経、生活習慣(運動不足、栄養不足)などが挙げられます。
女性ホルモンのエストロゲンには骨吸収(骨を壊す働き)を抑制する効果があります。そのエストロゲンが閉経後に減少するため、特に女性は骨粗鬆症になりやすいと言われています。
DEXAとは??
Dual-energy X-ray absorptiometryの略で、世界の骨粗鬆症ガイドラインで基準測定器として定められているX線骨密度測定装置です。現時点で最も精度の高い骨密度測定法であり、以下のメリットがあります。
メリット | 測定誤差が少ない |
検査時間が短い(10分) | |
放射線被ばく量が少ない |
それ以外に検査はあるの??
血液検査で骨の新陳代謝(骨代謝)を確認することができます。併せて、治療薬の体への負担も知ることができます。DEXAとともに定期的に検査を行います。
骨粗鬆症の治療は?
患者様の骨密度、骨代謝、年齢、性別、リスク因子、生活様式を総合的に評価し、一人ひとりに合った治療内容を提案させていただきます。
特に当院では運動療法に特化しております。
クリニック併設の運動施設長野PCC(長野パーソナルコンディショニングセンター)ではトレーナーが運動指導を行います。
ご自身だけでは継続できない場合でもスタッフがいるので安心です。また、同施設で栄養士による食事指導もございます。
※運動療法・食事療法に関しては保険適応外のご案内になります。
運動療法1回 約30分 ¥550(税込)
栄養指導1回 約30分~1時間 ¥4,400(税込)
通院に合わせて何度でもご利用可能です。