運動による降圧(血圧を下げる)効果について

PCCジャーナル Vol.24(2024年10月号)

3ヶ月に1回パーソナルコンディショニングセンター(PCC)ではジャーナルを発行しています。
こちらにジャーナルの内容を掲載していますのでご覧ください。
今回の担当は上田PCCです。

高血圧について

収縮期血圧140mmHg以上の割合は、調査対象のうち男性は 29.9% 、女性は 24.9% で、 約3,450万人 が該当すると言われています。
高血圧症の要因としては、好ましくない食生活身体活動量の不足喫煙ストレスなど、生活習慣が密接に関連しています。
治療や予防には、生活習慣の改善や降圧薬治療に加え、 習慣的な運動や身体活動の増加が有用 です。
(厚生労働省. 令和元年国民健康・栄養調査報告 2020より)

運動による降圧効果

習慣的な運動は、収縮期血圧を 2~5mmHg 、拡張期血圧を 1~4mmHg 低下させます。
さらに習慣的な有酸素運動では、収縮期血圧は 3.5mmHg 、拡張期血圧は 2.5mmHg 低下させるといわれています。
具体的には

有酸素運動を、ややきついと感じる強度で、定期的に(できれば毎日30分以上)実施することが推奨されています。
ストレッチや筋力トレーニングを組み合わせることも有効です!
(参考:高血圧治療ガイドライン2019より)

上田PCCでの新しい取り組み


上田PCCでは、 井澤トレーナー がヨガの資格(全米ヨガアライアンスRYT200)を取りました!
また、2024年9月からCランクにランクアップし、ヨガを用いたコンディショニングを始めました。
呼吸に意識を向けながらゆったりとヨガを行うことで、降圧効果が期待できると言われています!