健康増進
健康維持・増進
現代では骨や筋肉の機能低下が問題視されています。
厚生労働省2019年国民生活基礎調査によると、要支援・要介護になった原因は、以下のように骨や筋肉による要因が1位です。
1位:骨・筋肉 24.8%
2位:認知症 17.6%
3位:脳血管疾患 16.1%
4位:高齢による衰弱 12.8%
5位:その他 28.7%
骨や筋肉の要因の中で、多くは骨折によるものです。転倒や過度な力が骨に加わることで骨折する場合もあります。
転倒、骨折を引き起こす原因の一つとして筋力低下が挙げられます。筋肉量の低下は20代から始まり、特に歩く、立つ、座るなどの基本的動作をコントロールする下肢の筋肉の低下が多いのが特徴的です。
これらの予防・改善には運動が必要不可欠です。
早期に運動を行うことにより、これらの要因を大きく低減させることができ、転倒や骨折が起きるリスクを減らすことができます。
運動器の衰えチェック
骨や筋肉、関節の痛みをチェックするのに使われるのがロコモ25と呼ばれる記入式のテストです。ロコモ25とは、身体の状態や生活状況などからロコモ度を判定するテストです。
全部で25問の質問に回答し、点数によってロコモ度を調べます。
ご自身で各項目をチェックし、最終的な点数を計算してロコモ度の点数を計算してみましょう。
ロコモ25チェックシート
↑をクリックするとチェックシートのページへアクセスできます。
(大正製薬株式会社より引用)
この質問は0~100点の中での合計点数でロコモ度を調べるものになります。
合計点数が16点以上の方はロコモティブシンドロームの可能性が高くなります。
ロコモ度が高い方は普段の生活の中での歩行機能や移動機能などの身体の機能が低下している恐れがあります。
当てはまる方にはパーソナルコンディショニングセンター(PCC)での運動をオススメします。
パーソナルコンディショニングセンター(PCC)
パーソナルコンディショニングセンター(以下PCC)では整形外科的疾患を持っている方の他に、内科的疾患を持っている方でも利用することができます。痛みの改善、ダイエット、姿勢改善などそれぞれの目的に合わせて対応させていただきます!PCCは整形外科的疾患に対する運動にも長けているだけではなく、内科疾患に対する運動を得意としているスタッフが在籍しています。
上の2枚の写真はスクワット(左)と有酸素(右)の様子です。
年齢を重ねるごとに特に落ちやすい下肢の筋肉は「立つ」「座る」「歩く」などといった日常に多い動作をスムーズに行うために重要です。下肢筋力の低下は日常生活に支障をきたし、転倒や寝たきりのリスクを高めます。筋力を維持するためにはウォーキングや自転車などの持続的なトレーニングに加えて、スクワットのような動作のエクササイズを繰り返し行っていく必要があります。下肢筋群を鍛えることで転倒や寝たきりのリスクが大きく減少します。また、基礎代謝量も向上し、生活に活力が出てくるようになります。
当施設の健康運動指導士
Bランク
鈴木 健大
Dランク
石坂 美里
お問い合わせ
長野パーソナルコンディショニングセンターTEL 026-256-8821
Mail nagano-pcc@ar-ex.jp
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