セミナー参加報告(姿勢・動作のバイオメカニクス的検討)
【姿勢・動作のバイオメカニクス的検討 セミナー参加報告】
概要:研修会参加報告
研修会名:姿勢・動作のバイオメカニクス的検討
日時:平成29年4月2日(日)
会場:長野市生涯学習センターTOiGO
講師:福井 勉 先生 (文京学院大学 教授)
参加者:髙野 秀人(理学療法士)
今回、福井先生が講師の研修会に参加してきました。
研修内容は重心や関節の動き(バイオメカニクス)についての内容でした。
バイオメカニクスとは?
バイオメカニクス(生体力学)とは,生体の運動と構造を力学的な視点から研究することです。
この説明では一体なんのことかわかりにくいですが…例えば、多くのスポーツで必要なスクワット動作(ジャンプの着地や踏ん張り)を考えてみましょう。
下の図のどちらがより膝の負担が大きいと思いますか?(頭の高さはほぼ一緒です)
答えは右の図です。左の図は股関節・膝関節を曲げて体重を分散させています。
一方、右の図では膝だけが曲がっていて膝関節に負担が集中しています。
このように似た動作も姿勢によって各関節への負担が異なります。
特にスポーツでは一箇所に負担を集中させない全身を使った動作がケガ予防、パフォーマンス向上に関係します。
これからも動作を診るスペシャリストとして様々な観点から治療方法を提案していきたいと思います。