9月28日に、三陽中学校の男子バスケットボール部の練習にお邪魔してきました！
通算3回目になるコンディショニング教室ですが、今回はバスケットボールの基本姿勢のパワーポジションについて障害予防の観点から選手の皆さんともう一度学習しました。

パワーポジションのポイントは指導者によって若干異なることがありますが、ここでは膝の関節にかかる負担を考慮したものを説明します。
ポイント①膝とつま先の向きが同じ
ポイント②つま先からの垂直線を膝が超えない
ポイント③猫背にならない

パワーポジションがなぜ大事なのか？それは重心を低くして素早い動きに対応するため、さらに安定した姿勢をとることでケガの予防にもつながるからです。今まで大きなケガをしたことがない選手は、ケガの予防といっても興味を持ちにくいかと思います。そこで、講義の中に非接触型の膝の外傷の動画を取り入れてみました。実際に受傷場面の動画を見ることで、「おぉ！」「この着地は危ない！」といった声があり、関心を持ってもらうことができました。

　動画を見たあとはパワーポジションのポイントを再確認し、お互いにフォームをチェックしてもらいました。コーチに指摘されるより先輩から後輩、同学年同士で互いに不良姿勢をチェック出来るようになることが狙いです。

このポイントをおさえ、日々の練習で良い姿勢でプレーすることで障害予防、さらに練習の質・量が向上することでパフォーマンスアップにつながると思います。

10月末には新人戦です。今後の活躍に期待です！！