Motor controlを用いた腰痛の運動療法 研修報告

「体幹の筋力強化は腰痛予防やスポーツのパフォーマンス向上に大切」といった言葉は、スポーツを行っている方や腰痛を患い整形外科で診察を受けた方はよく耳にする言葉ではないでしょうか?リハビリの世界でも体幹筋のトレーニングを行うことが多くありますが、実は体幹筋の役割について明らかになっていないことが多くあります。

今回は体幹筋の役割と、体幹筋の機能の評価方法について学ぶため、以下の研修会へ参加しました。

講習会名:「Motor controlを用いた腰痛の運動療法」
会期:平成29年7月15日
会場:早稲田大学東伏見キャンパス
講師:Paul Hodges先生(Queensland大学、教授)
参加者:松岡 佑紀PT、大越 志帆

腰痛がある方には様々な身体的な特徴がありますが、多くの方に当てはまるのが脊柱のコントロールができていないという点です。
脊柱のコントロールには、体幹の深部にあるローカル筋と、表層にあるグローバル筋がそれぞれバランスよく活動することで適切な脊柱の運動を行うことができます。ローカル筋は深部で脊柱の関節ごとに付着しているため、脊柱の関節1つ1つの細かなコントロールが可能となります。一方、グローバル筋は長く大きな筋であるため、外側から体幹を固め姿勢を保持したり、腰を曲げる等大きな動きを作るといった役割があります。
腰痛のある方の特徴のひとつとして、ローカル筋が働かずにグローバル筋が過剰に働いてしまい、脊柱を固めて腰部の動きを制限していしまうといった特徴があります。

スポーツを行っている方にも脊柱のコントロールは重要で、ランニングなどの動作中には脊柱の関節を個別に動かす必要があります。グローバル筋だけが過剰に活動するような状況では、脊柱に負荷がかかり腰痛などの症状が起こりやすくなってしまうのです。

今回の研修を終え、腰痛の痛みの原理から評価、治療方法について理解を深めることができました。
研修で得た技術や知識をもとに、より適切な治療を提供できるよう今後も日々研鑽していきます。

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