新型コロナワクチン予防接種について
現在、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっております。
厚生労働省(新型コロナワクチン予診票確認のポイント)によると、禁忌薬はなし、免疫抑制治療中もOK、抗凝固薬も圧迫止血すればOKとされています。
すなわちワクチン接種にあたり、とくに中止する必要のある薬はなく、普段通りに服用してよいようです。
今回はワクチン接種の可否について、当院の考え方をQ&Aでまとめましたのでご紹介いたします。
Q.痛み止めを内服しているが大丈夫か?
A.接種可能です。
当院から処方される内服については全て問題ありません。Q.骨粗鬆症の注射をした(する)が大丈夫か?
A.接種可能です。
日程が被って心配なら骨粗鬆症の注射日程を少しずらして下さい。Q.痛み止めやヒアルロン酸の注射をしたが大丈夫か?
A.接種問題ありません。
日程が近い場合、ずらしても大丈夫です。部位が近く(肩や肘)心配なら、接種する左右を変更して接種して下さい。
Q.リハビリをしているが大丈夫か?
A.原則、接種同日のリハビリは中止して下さい。
日本医師会によると、接種当日は激しい運動は控えるように記載されています。Q.上肢にしびれや痛みの症状がある場合、左右を変更した方がいいか?
A.副反応の評価もあるので痛い側とは反対側の接種がいいでしょう。
両上肢痛む場合には大腿への筋注などが可能か、接種会場で問い合わせてみて下さい。まとめ
新型コロナワクチンの当院の考え方をQ&Aでまとめました。参考にして頂ければ幸いです。
直接お電話等でご確認したい方もいらっしゃるかと思いますが、外来中は他の電話や患者さんの対応でお受けできない場合があります。
予めご了承ください。