筋筋膜性腰痛の症状とその対処法、ストレッチについて

筋筋膜性腰痛

腰の筋肉

私たちのからだにある筋肉の多くは骨と骨で繋がっており、筋肉が収縮することでその間にある関節を動かすことができます。
腰にも多くの筋肉が存在します。
一般的に背筋と呼ばれる筋肉は、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という筋肉です。
この脊柱起立筋が働くことで腰を反らす動作が行えたり、背中が丸まらずにまっすぐに立っていることができたりします。

筋膜

筋肉の周りや皮膚の下には、筋膜と呼ばれる非常に薄い膜が張っています。
この筋膜は全身に張り巡らされており、身体を支えるひとつの要素として重要な役割を果たしています。
背中や腰にも胸腰筋膜(きょうようきんまく)という膜が張っており、背中が丸まってしまわないように支えてくれています。
この胸腰筋膜は、おしりの筋である大殿筋や腕と背中を繋いでいる広背筋といった大きな筋肉と連結しています。
 


さらにその奥では、おなかをコルセットのように巻いている内腹斜筋(ないふくしゃきん)や腹横筋(ふくおうきん)という筋肉と、脊柱起立筋が筋膜によって繋がっています。
内腹斜筋腹横筋は、近年体幹トレーニングによって鍛えた方が良いと言われる深部筋(インナーマッスル)と呼ばれるもののひとつです。
 


身体の筋肉は筋膜によって繋がっています。
筋膜
は本来色々な方向に伸びるものですが、傷ついたり、特定の筋肉が過剰に働いたりしている場合にはその動きが悪くなってしまうことがあります。
一箇所の動きが悪くなるとその場所だけではなく、他の部位もその影響を受けます。
筋膜
筋肉以上に痛みを感知するセンサーの多い部分です。
そのため動きが悪くなったり、引っ張られ続けたりしていると痛みのセンサーが反応して痛みとして感じるようになります。

筋肉、筋膜が原因で起こる筋筋膜性腰痛

このように肉や筋膜の動きが悪くなり起こる腰痛を筋筋膜性腰痛と呼ばれます。
重い物を持ち上げるような体勢スポーツでの無理な体勢によって、腰部に過剰な負担がかかる際に発症する可能性が高いです。

また、座っている姿勢立っている姿勢が原因となるケースも多く、新型コロナウイルスによる在宅ワークで同じ姿勢で長時間いることも筋肉に負担がかかるため腰痛を発症する要因のひとつです。

この筋筋膜性腰痛 腰椎椎間板ヘルニア 脊柱菅狭窄症 のようにMRIやレントゲンといった検査で診断できるものとは異なります。
上記の検査で問題が発見できないため、病院に行っても湿布の処方だけで終わってしまうことも多くあります。

しかし、腰痛の原因となることは近年広く認識されている部分です。
そのため専門的な診断から、他の腰の疾患をしっかりと除外して筋筋膜に対して適切な治療を行うことが重要となります。
リハビリでは、腰や背中・殿部周囲の筋肉で過剰に働き過ぎている筋肉の緊張を緩和し、逆に働きが弱く他の部位に負担をかけている部分の筋力強化を行います。


診察では医師によって動きの悪くなっている筋膜に対して注射を行う治療も行います。
超音波検査 によって筋膜や筋肉を画面に映すことで、皮膚の下での実際の動きを確認しながら行います。
くっついて動きの悪くなっている筋膜の動きを改善し、症状の緩和を図ることも可能です。
原因のはっきりしない腰痛でお困りの方も、是非お気軽にご相談ください。

 


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