第31回日本腰痛学会参加報告

2023年12年1日(金)~2日(土)に徳島県のアスティとくしまで行われた第31回日本腰痛学会に、理学療法士の勝又哲が参加したためご報告致します。
日本腰痛学会は年に1度開催され、腰痛に携わる多くの職種が集う会です。
今回の学会では、腰椎分離症の発表が最も興味深かったです。
MRI、CTの検査をしないと診断がつかず、患者さんの負担が大きくなっていた腰椎分離症について、超音波での診断が今後必要になってくると考えられています。
また、練習量が多くなると分離症になりやすいという意見があり、原因動作がわかっていても疲労してくると負担がかかる肢位、蹴り方、打ち方、投げ方等になりやすく分離症を引き起こすことがあるとのことです。
この部分については、再発の面もしっかり対応できるような理学療法が展開できるように治療プログラムを考え直すことが必要だと考えています。
サブテーマである「pain generatorを見究める」とあるように、腰痛は完全に解明されていない部分もありますが、痛みの原因を探ることが重要であると考えられます。
当院でも腰痛にしっかり向き合い、「腰痛撲滅」ができるよう日々臨床に取り組んでいきたいと思います。

アレックス脊椎クリニック
理学療法士 勝又 哲

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