森ノ宮医療大学 「運動器理学療法アップデート講座」(2022 RUSI Work shop 下肢・腰部)

2022年7月2日・3日、森ノ宮医療大学で開催された「運動器理学療法アップデート講座」に理学療法士の井関航が参加しました。
本プログラムは、医療機関等における整形外科疾患(運動器疾患)に対する高度な専門的知識と、治療技術を兼ね備えた理学療法士の養成を目的としています。また、「職能実践プログラム(BP)」として文部科学大臣に認定を受けており、社会人が大学で学んだことを証明する「履修証明書」を取得することができます。
 
今回のアップデート講座では、「2022RUSI Work shop」という超音波診断装置(以下エコー)を用いた勉強会が実施されました。
               
「2022RUSI Work shop」 
講師:森ノ宮医療大学 工藤慎太郎 教授
 
○「RUSI」(ラッシー)とは?
・「R」 → Rehabilitative(リハビリテーション)
・「US」 → ultrasound(ウルトラサウンド:超音波診断装置)
・「I」 → imaging(イメージング)
の頭文字をとって、「RUSI」(ラッシー)と読みます。
 
エコーは、身体の表面からでは見えない組織(筋肉、骨、靭帯など)を視覚的に確認することができ、痛い部位(痛みの原因組織)を特定しながらリハビリを実施することができます。また、患者様もエコー画面を確認することができるため、痛い場所を自分自身で理解することが可能です。動画での撮影も行うことができるため、動かしたい筋肉の動きを自分の目で確認しながらトレーニングを行うことができます。
今回の勉強会は「腰部・下肢」の身体構造を勉強してきました。学生時代に解剖学について学んできましたが、それをリアルタイムで映しながらリハビリを行えるエコーは、改めて画期的なツールだと感じました。
学んだことを患者様にも還元できるように、日々のリハビリテーションでも、エコーを活用していきたいと思います。

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