「第9回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会」参加報告
2023年11月25日・26日、岡山国際交流センターで開催された「第9回日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会学術大会」において当院理学療法士の田中聡子が学術発表してきました。
発表内容
演題名【妊娠後期から産後6ヵ月までの腰部骨盤帯痛有訴率と疼痛強度の変化】
52名の妊婦を対象にしたアンケート調査の結果、妊娠後期と産後では、疼痛部位が変化することがわかりました。
また妊娠中の痛みは、出産後早期に改善するといわれていますが、本研究において腰部骨盤帯痛の有訴率は、産後3-4か月で一度低下を示すものの、その後再び上昇し、半数以上の方が産後6か月後も痛みがあると回答されています。
妊娠・出産による腰部骨盤帯痛は決して当たり前ではありません。
お辛ければ、お早めに医師にご相談ください。
調査に協力してくださった妊婦の方々に、心より御礼申し上げます