右肩石灰性腱炎に対する治療

2022/06/24

症例

年齢:66歳 
性別:女性
診断名:右肩石灰性腱炎
痛みの経過
2020年12月 明らかなきっかけがなく、徐々に右肩関節痛出現しました。
2021年3月  症状が変わらないため当院受診されました。
主訴:手を後ろに回すと肩の前が痛い

画像検査


レントゲン検査
黄色い丸で囲んだ部分もみると石灰が見えます。
 

超音波検査
赤い丸で囲んだ部分の筋膜が厚くなって見えます。(他の部位よりも白い線が太い)

治療


肩関節の後ろの筋肉の動きを超音波で確認できました。
骨と筋肉との動きが悪く、固くなっているように見えます。

この動きが悪くなっている部分に生理食塩水を注射で注入し、動きを良くするように治療介入を行いました(Hydro-release)。

治療経過

手を後ろに回す動作で痛みの程度としては0から10までの11段階で痛みを表し、初診時は7でお尻を触れるのがやっとでした。
リハビリ開始3ヶ月経過し、骨盤の上まで触れることができ、痛みの程度は5まで軽減しました。
Hydro-releaseを行なったことにより背中が触れるようになり痛みの程度2まで改善しました。
さらなる改善を目標にリハビリ継続しています。

 
長野整形外科クリニック
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