右肩関節拘縮に対する治療

2022/06/25
理学療法士
篠塚 真充

症例紹介

治療前の状態
年齢:54歳 
性別:女性
診断名:右肩関節拘縮
2020年5月高い所の物を取ろうとして手を伸ばした際に左肩痛が出現しました。6月に他院を受診し、電気治療と、ストレッチやマッサージの指導を受けました。
疼痛が変わらないため、11月下旬に当院を受診され、同日リハビリ開始となりました。
主訴:肩が全体的に動かない


挙上動作は前へならえ、手を後ろに回す動作はお尻を触るのがやっとの状態であり、かなり動きが制限されています。

治療

リハビリでは動きが改善するのにかなり時間がかかってしまいます。
治療期間を短縮するため、肩関節専門外来の平田医師に紹介し、
非観血的関節受動術(サイレント・マニピュレーション)を施行しました。
この治療は、肩の動きを支配している神経に麻酔をした状態で医師が肩関節に力を加えて動かす事により関節包の癒着を解除し、可動域改善を目的とした非観血的治療です。

施行後、炎症が再び出現することが多くみられるため、炎症症状のコントロールや、可動域の再獲得のために週2~3回通院していただき、リハビリを行いました。
 
リハビリは主に徒手介入・ストレッチを行いました。(写真 例)




 
治療経過




非観血的関節受動術(サイレント・マニピュレーション)施行後、6ヶ月経過。挙上動作は前ならえをするのがやっとでしたが、頭よりも高く腕を上げられるようになりました。手を後ろに回す動作はお尻を触れるのがやっとでしたが、背中まで触ることができるようになりました。動きが改善し、生活での支障が無くなったため通院終了となりました。
今後もこのような患者様に対し早期に生活復帰できるよう日々精進してまいります。
 
この記事を書いたスタッフ
理学療法士
篠塚 真充
理学療法士の篠塚です。
得意分野である肩関節疾患(五十肩、肩関節手術後、投球障害)を多くリハビリ行っています。
一人でも多くの患者様を笑顔に出来るよう、精一杯頑張りたいと思います。
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