アキレス腱の慢性痛が生じた症例

2022/06/23
理学療法士
松岡 佑紀

症例紹介

年齢:50歳
性別:男性
症状:ランニング時にアキレス腱が痛い
痛みの経過
マラソンの練習をされていてアキレス腱部分に痛みが発生しました。
1年ほど様子をみながらマラソンしていたが症状は改善せず、徐々に痛みも悪化してきたため当院に受診されました。
リハビリを開始し症状はやや改善しましたが完治はせず、体外衝撃波治療を施行しました。
 
診断名:アキレス腱炎

画像検査


レントゲン側面像:石灰性の遊離体を確認


MRI画像:アキレス腱内とアキレス腱の付着部に高信号を確認
 

治療

MRIで高信号を認める部分に体外衝撃波治療行いました。
最大の痛みを10とした場合、治療開始前は6でしたが3回治療を行い0に改善しました。
足首の硬さとふくらはぎの筋力低下があったため、再発予防でストレッチとトレーニングを行い、マラソンに復帰されました。
現在は3年経過しても症状の再燃はなくマラソンを行えており、症状の再燃はありません。
<体外衝撃波治療について>
今回用いた収束型の体外衝撃波治療機での治療は保険適応外となります

 
料金
収束型体外衝撃波治療:12,500円(税別)
予約料:7,500円(税別)
合計:20,000円(税別)
★体外衝撃波治療は、適応がございます。体外衝撃波治療は、通常の診察とは別に体外衝撃波治療の予約が必要です。

 
この記事を書いたスタッフ
理学療法士
松岡 佑紀
理学療法士の松岡佑紀です。
私は股関節疾患に対する治療と体外衝撃波治療を専門的に行っています。
股関節治療に関しては国内の学会に参加し学術発表を行い、股関節治療の発展を目指しています。
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