第9回日本医師事務作業補助者研究会全国大会 発表報告
2019/11/27
2019年11月9日(土)~10日(日)にかけて福岡県福岡市で開催された第9回日本医師事務作業補助者研究会全国大会で「外来クラークのグレード評価におけるチェックリストの活用と現状報告」という演題名で口述を行いました。
近年医師の業務負担の軽減や診療の円滑化のため、診療補助業務者が必要とされています。当法人では柔道整復師や鍼灸師、医療事務などの多職種が、予診やカルテの代行入力、各種検査の予約作業などの診療補助業務を行っています。またそれらを「外来クラーク」と呼称しています。
資格の違いや経験年数によってスキルに差があるのではないかと考え、今回当法人で使用している評価シートの点数を集計し、外来クラークの現状を把握しました。
結果は、職種や経験年数に関わらず、クラーク間で手術に関しての知識や能力に差が見られました。
施設や医師によって専門とする疾患や手術内容が異なる部分はありますが、全スタッフが同等の知識を獲得し、業務を行えることが今後の課題として考えました。
患者様により良い医療を提供できるよう今後も業務改善に努めていきたいと思います。