上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

原因

 肘の外側には上腕骨外側上顆という部分があり、手首を反ったり指を伸ばしたりする筋肉が付着しています。それらの筋肉が過剰に収縮したり、柔軟性が低下した状況で頻繁に使用することで付着部の外側上顆に強い牽引力が加わり、炎症が起きて痛みが出現します。日常生活で過剰に手を使用することで肘に負担がかかり、肘の外側が痛くなります。円背姿勢や猫背などの悪い姿勢で手を使うことでも影響が出ると言われています。また、テニスをしている人に多く痛みが出現することからテニス肘とも呼ばれます。
右肘
 

症状

・タオルを絞った時に痛い
・テニスのバックハンドで痛い
手首を反らせたり、捻ったりする動作で症状が出ます。
 

診断

徒手検査では外側上顆の圧痛の有無、ストレステスト
単純レントゲン検査で骨の変形、MRI検査で伸筋腱付着部の微少断裂や変性を確認します。

例)
MRI画像



 
上腕骨外上顆周囲に炎症所見( 黄色 )と、腱付着部に水腫( )を認め一部線維の剥離を疑います。
 

治療

 炎症によって痛みが出現しているため、発症初期には炎症を抑えるために手を使わないよう安静にしたりアイシングをします。また、炎症が強い場合はステロイドの注射を行う場合があります。 日常生活では手首を反るような動作は行わないようにします。
 消炎処置と併せてエルボーバンド(装具)をつけて筋肉の付着部付近を圧迫することにより、付着部に対する牽引力を軽減させます。
炎症が治まってきた後、筋肉の柔軟性を向上するためにストレッチや筋力強化を行います。円背姿勢や猫背の方に対して、外側上顆へかかるストレスを軽減するために不良姿勢を改善していきます。
 
長野整形外科クリニック
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