外側上顆炎へのリハビリ~体外衝撃波治療を行い症状が改善した症例~

2022/07/16
理学療法士
片桐 章徳

症例紹介

性別:男性
年齢:62歳
職業:整備業 (重量物の運搬、ボルト締め等)
症状:ネクタイを締める動作、物を上から掴み持ち上げる動作での痛み
症状の経過
2021年4月から肘の外側に痛みを感じ、徐々に悪化していきました。同年11月に当クリニックを受診し、外側上顆炎と診断後、リハビリを開始しました。1ヶ月弱リハビリを行い、痛みは軽減しましたが、発症から経過が長期であるため、体外衝撃波治療を開始しました。

理学所見

①Thomsenテスト              
(手関節背屈位で掌屈に抵抗を加える)
   

②中指伸展テスト
(指を伸ばして止め、抵抗を加える)

画像の黄丸内に疼痛が出ると陽性となります。

治療介入

炎症が生じている腱の基となる筋肉をマッサージ・ストレッチで柔軟性を改善させるようにし、負担の軽減を図りました。約1か月で疼痛度合い10から7に軽減しましたが、症状が残存していました。


手を掌屈(手のひら側へ曲げる)させ、前腕を伸ばします。
10秒×5回 3セット

体外衝撃波治療に移行し、2週に一度、計5回実施しました。(実際は4回目で症状改善していましたが、ご本人希望により5回目も行いました。)
理学所見①②を治療の前後に行い、治療の効果判定をしました。

画像:拡散型体外衝撃波治療の様子

治療経過

治療前はTomthenテストで痛みの度合いが7でした。実施直後に3~4に軽減し、疼痛やや戻り、実施後軽減、やや戻り...4回目には実施前の時点で1~0に改善しました。
このように体外衝撃波治療は、段階的に症状が改善していきます。
生活動作での疼痛も改善し、通院終了となりました。


体外衝撃波治療を行う場合には、当院のスポーツ・難治性疼痛外来を受診して、医師の診断を受ける必要があります。医師から処置の必要性があると診断を受けた後、実際に体外衝撃波治療を行うためには通常の診察料金(保険請求分)に加えて、予約料(実費:¥8,250-)が必要となります。予めご了承下さい。
 
スポーツ・難治性疼痛外来
(https://ar-ex.jp/nagano/154245127493)
 
難治性疼痛外来の適応疾患
(https://ar-ex.jp/nagano/599189998772)
この記事を書いたスタッフ
理学療法士
片桐 章徳
理学療法士の片桐です。
患者さん一人ひとりに寄り添い、皆様が望む姿・状態により良く導ける理学療法士になれるよう、精一杯努めます。
一緒にリハビリを頑張りましょう。
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