第2回足の構造と機能研究会 学術報告

公開日: 2019/06/10
更新日: 2019/06/11
理学療法士
小尾 尚貴

2019年6月1日〜2日に大阪の森ノ宮医療大学で開催された、
第2回足の構造と機能研究会において当院理学療法士の小尾尚貴が
「足底腱膜炎における足部内在筋の筋形態」という演題でポスター発表を行いました。



足部内側縦アーチ(土踏まず)の低下は足底腱膜炎(足の裏が痛くなる怪我)を発症する危険因子だと報告されています。
足部内側縦アーチの構成は動的サポートと静的サポートに分かれます。
静的サポートはいくつかの組織で構成されていますが、約8割を担っているのが足底腱膜と報告されています。



足底腱膜炎の症例は足底腱膜の肥厚(腱が厚くなる)や足部内在筋の強度の低下(機能低下)が報告されています。
過去に様々な報告がされていますが、足底腱膜炎における足部内在筋の筋形態(筋厚・筋断面積)についての報告が少ないのが現状です。
そこで今回、私は超音波診断装置を用いて足底腱膜炎に罹患している患者様の足部内在筋の筋形態を明らかにすることを目的に研究しました。
 
結果は、足底腱膜炎を有する方は足部内在筋の筋断面積が小さいという結果が出ました。
その原因にはいくつかの要因が考察できますが、今後の研究でさらに検証作業を進めていきたいと考えています。
 
今回の発表で気づいたことは足底腱膜炎を発症しているから筋が萎縮しているのか?
それとも筋が萎縮しているから足底腱膜炎を発症するのか?
今後、それらを検討していく必要性があると考えています。
発表後には様々な先生からご意見を頂きました。
今後も研究を継続していき治療成績が少しでも向上するように研鑽してまいります。




 
この記事を書いたスタッフ
理学療法士
小尾 尚貴
都立大整形外科クリニックの理学療法士 小尾尚貴と申します。私は、高校まで野球をしていました。野球人生の中で多くの怪我をしてきました。皆さんの辛い思いは分かります。最善を尽くしてリハビリテーションを提供したいと思います。元気よく頑張りたいと思いますのでよろしくお願い致します。
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