椅子に座りながらできる下肢の運動
2020/04/21
新型コロナウイルス流行による外出制限で運動不足気味の方も多いのではないでしょうか?
長時間の座位は筋力低下だけではなく、いわゆるエコノミー症候群の危険性も高めますので、座位時間が長い人は気をつける必要があります。
在宅勤務中の間に座ってできる下肢の運動をご紹介いたします。
椅子に座りながらできる下肢の運動
➀膝関節の運動
方法:座った姿勢から膝を最後まで伸ばします。
目的:膝関節を伸ばす筋肉「大腿四頭筋」のトレーニングです。
膝関節を安定させる重要な筋肉です。
目的:膝関節を伸ばす筋肉「大腿四頭筋」のトレーニングです。
膝関節を安定させる重要な筋肉です。
ポイント:負荷が少ないと感じる方は足首に重りやチューブをつけると負荷が高まります。

②股関節の運動
方法:座った状態から股関節を曲げます。目的:股関節を曲げる筋肉の一つ「腸腰筋」の運動です。
腰椎や骨盤を安定化し姿勢保持の役割をします。
ポイント:背中が丸くならないように行いましょう。

③足関節の運動
方法:踵を引き付けるよう最後まで持ち上げます。目的:足関節を伸ばす筋肉「下腿三頭筋」の運動です。
ふくらはぎの筋肉は第二の心臓といわれるように、筋収縮を行うことで静脈を圧迫して血液を送り出す筋ポンプ作用があります。
ポイント:長時間座りっぱなしになってしまう方は、エコノミー症候群の危険性も高まりますのでよく動かすようにしましょう。

椅子に座りながらできる下肢の運動をご紹介いたしました。
在宅勤務などで身体を動かす時間が制限されるので、気づいたときにでも動かせるとよいと思います。