2019年2月17日に当院でAR-Ex尾山台整形外科所属理学療法士の青山倫久先生を講師に股関節の勉強会を開催致しました。
今回の勉強会の内容は”Femoroacetabular Impingement(FAI)の保存的治療戦略”に関してでした。
午前中は座学で・FAIの病態・機能障害 ・FAIに対する理学療法の考え方を行いました。
午後は実技で・圧痛評価・アプローチ実技 ・FAI術後リハに関して行いました。
FAIとは?
FAIとは大腿骨頸部と寛骨臼に生じた骨形態異常が股関節動作時に衝突することで股関節唇や関節軟骨に損傷が生じる病態であり、
変形性股関節症に進行することが多いと報告されています。
しかし、リハビリで骨形態を治すことは出来ません。
FAIに対するリハビリ
そのため、リハビリではFAIで生じる機能障害である①股関節可動性低下 ②骨盤可動性低下 ③体幹安定性低下に対して機能改善を行い症状の消失を図ります。
今回の勉強会では青山先生の研究の内容や海外で行われている解剖の最新の知識なども含まれていました。
このように勉強会を実施することでスタッフのスキルアップを図っております。
