手C-③ 手関節曲げ伸ばし(撓屈・尺屈) Ex
手関節撓屈・尺屈運動
手を小指側に傾ける運動を手関節尺屈運動、親指(母指)側に傾ける運動を撓屈運動といいます。手関節を尺屈する際には尺側手根伸筋と尺側手根屈筋が働き、撓屈する際には長・短橈側手根手根屈筋、橈側手根屈筋、長・短母指伸筋、長母指外筋などが働きます。
手根伸筋群は指を使う際、手関節を指の筋肉が働きやすい位置に保つ作用があります。また、尺側手根伸筋や尺側手根屈筋は手関節を安定させる作用があります。
方法
1. 前腕の下にタオルを置いて固定する
2. 手を小指側に傾ける
3. 手を母指側に傾ける
目的:伸筋群と屈筋群をバランスよく使って手を動かす
回数・頻度:15回×3セット
ポイント:手関節掌屈や背屈が入らないように気を付ける