手C-①-2 手指Ex つまみ
つまみ運動
物をつまんだり、細かい作業をしたりするときに親指(母指)と人差し指(示指)を主に使います。母指の付け根の関節に痛みや制限があると日常生活に支障が出てきます。
手関節の中央には、正中神経という神経があります。手や指を使う量が多いと、神経に負担がかかり痺れや痛みが出てきます。
正中神経は母指や示指の筋肉をコントロールしているため、神経に負担がかかるとつまむ動作が難しくなります。
母指、示指の関節を動かしておくことで関節が硬くなったり筋力が低下するのを防ぎます。
方法
1. 前腕の下にタオルを入れて安定させる
2. 母指と示指の先を付ける
目的:母指と示指の関節運動、筋収縮を促す
回数・頻度:15回×3セット
ポイント:各関節を曲げて、母指と示指で円を描くようにして動かす