2020年12月13日、14日に東京台東区で開催された「臨床力　ステップアップ講座」に当院理学療法士の斎藤広志が参加しました。講師は文教学院大学の柿崎藤泰教授で、歩行と胸郭の関係について講義・実技を行いました。

胸郭の可動性の非対称性が歩行に与える影響や過活動になってしまう筋肉や機能低下しやすい筋肉などを講義で学び、足部にpadを貼り足部から胸郭へ与える影響や、胸郭を操作して足部に与える影響について実技を通し学びました。また足部から胸郭に影響を与える上行性の影響、胸郭から足部に影響を与える下向性の影響が歩行などの全身の動作に与える影響の大きさを実感しました。

臨床で活かせるよう深く理解し、練習し、今後より良い治療を行えるように研鑽に努めていきます。

都立大整形外科クリニック斎藤　広志