KKCMリハビリテーションコース続きの会 参加報告
KKCMリハビリテーションコース続きの会 参加報告
2024年12月15日に京都府にある医療法人藍整会 なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニックで行われた「KKCMリハビリテーションコース続きの会」に当院の近藤拓真理学療法士が参加しました。本会は2024年8月にタイで行われた「2024 DePuy Synthes Mitek Shoulder Arthroscopy&Arthroplasty Course in Bangkok」の研修内にあったリハビリテーション技術研修の続きとして、なか整形外科の顧問理学療法士でいらっしゃる小野 志操先生に企画していただきました。
研修内容は肩関節の触診技術と徒手治療技術です。
近年、理学療法士による超音波画像診断装置(通称:エコー)の使用が注目されています。
本会ではここぞという場面でエコー技術を用いることの有用性を説きながらも、従来から用いられている触診技術や触診から得られる情報の重要性を学ばせていただきました。
私自身、治療の際にエコーを使用することがありますが、エコーの力に頼りすぎず自身の触診技術も磨き、双方を巧みに使い分けることで治療の際に視野を広げることができるのではないかと感じました。
また徒手治療技術も解剖学や運動学に基づいて考えられる原因組織に正確にアプローチできるような方法を学ばせていただき、治療技術の重要性もさることながら、解剖学・運動学の新しい知見も常に理解しておく必要があると感じました。
本会では「2024 DePuy Synthes Mitek Shoulder Arthroscopy&Arthroplasty Course in Bangkok」で一緒になった理学療法士・作業療法士の方々やお世話になった医師の方々と再開し、皆さんの意識の高さを目の前にして私自身も活力をいただきました。
今回学んだことを糧に治療技術の向上を目指して、今後もより一層精進して参ります。