足底筋膜炎とは
【症例紹介】
10代女性 中学生
バスケットボール練習中、右足底部にだんだんと痛みを感じた。
練習終了後、歩行中に痛みを強く感じ当院受診。
歩行時とジャンプ着地時に足底の痛みを訴えた。
リハビリで足底・アキレス腱ストレッチ、足趾筋力トレーニングを行い、1カ月で歩行時の痛みが消失した。
バスケットボールのジャンプ着地の痛みは軽減したが残存したため、ジャンプ動作指導を行い2カ月で痛みが消失した。
【診断名】
足底筋膜炎
【好発部位】
①横アーチ部
②内側縦アーチ部
③足底筋踵骨付着部
【よくある症状】
・歩行時痛 主に起床直後や座位直後 一歩目など
・長距離歩行でだんだん痛くなる
・革靴など硬い靴で痛みがでる
・足底の圧痛
・足趾伸展時痛
【多く起きるスポーツ】
①ランニング
足底腱膜炎患者の半数以上はスポーツ活動としてランニングを行っている。
ランニング障害の中では、膝蓋大腿関節症、腸脛靭帯炎に次いで3番目に多い。
②ジャンプやランニングが多い陸上競技やバスケットボール
また、特にスポーツ活動を行っていない場合も10%程度発生する。
【診断名に対する主な治療内容(リハビリ)】
①アキレス腱ストレッチ
②足趾筋力強化
③足底筋ストレッチ・マッサージ
④体外衝撃波、インソール
①アキレス腱ストレッチ ②足趾筋力強化
③足底筋ストレッチ
【予防】
アキレス腱ストレッチ
足趾筋力強化
減量