肘B-④ 手関節曲げ伸ばし(掌屈・背屈) Ex
手関節掌屈・背屈
手関節を掌側へ曲げることを掌屈といいます。手の甲側に曲げることを背屈といいます。また、親指側に曲げることを撓屈といい、小指側に曲げることを尺屈といいます。
手関節掌屈は主に橈側手根屈筋・尺側手根屈筋が活動します。背屈は長/短橈側手根伸筋と尺側手根伸筋が主に活動します。
複数の筋肉が共同で働く必要があるため、バランスが崩れると掌屈・背屈時に撓屈や尺屈動作が出てきます。
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手の基本肢位
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手関節の位置をまっすぐに保ちましょう
右の図のように、尺屈や撓屈が入らないように注意しましょう。
方法
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1. 前腕の下にタオルを置いて、掌を上に向けてダンベルを持つ
2. 手関節の掌屈を繰り返す
3. 掌を下に向けて背屈を繰り返す
目的:前腕筋群の筋力強化
回数:15回×3セット
ポイント:基本肢位を守る、ダンベルを持つ時は小指もしっかり握る
ダンベルがない場合はペットボトルに水を入れて代用する