体操競技における肩関節の治療・コンディショニング②
体操競技男子日本代表トレーナーの中島啓先生を講師としてお招きし、体操選手の肩の傷害の特徴と、
どのように治療やコンディショニングを行っていくかということについてご指導を頂きました。
講師:日本体育大学体操競技部トレーナー 中島啓先生
研修会名:体操競技における肩関節の治療・コンディショニング②
日時:2016年7月3日(日) 14:30〜16:30
前回講師の今井先生に引き続き、今回講師の中島先生も、現在の体操会を支える
ご高名なトレーナーの1人です。今井先生の手技を長年見てこられた中島先生ならではの視点で、
前回の内容に加え、解剖学的な説明を交えご指導を頂きました。
評価の際は、体操の動作特性に合わせた肢位で、肩の可動域や、体幹筋機能をみる方法を教えて
頂きました。実際の競技に即したやり方で行うことにより、単純な可動域や筋力だけでなく、
肩と体幹の筋連結なども意識してみることができました。
2回の研修で現状の体操日本を支えるトレーナーの手技を学ぶことができ、体操選手の肩をみる際に
どのような点に着目すべきかを整理することができました。教わった手技を使いこなし、
より良い治療・コンディショニングが行えるよう研鑽していきたいと思います。