自宅でテレワークする時間が増えた方、デスクワークの時間が長い方に向けて
座る姿勢がとても大切だということをお伝えしてきました。
いい姿勢を保つためにどのような運動があるかを紹介していきます。
Cat & Dog
【Cat】
【Dog】
目的:体幹~骨盤全体を曲げ伸ばしする
骨盤や体幹を一緒に動かすことで、姿勢を保つ筋肉をバランスよく使う
開始肢位:四つ這い
手と膝は肩幅より少し広め
Cat
①お臍を天井の方へ突き出すようにして背中を丸める
②骨盤を立てて全体的に丸くなる
Dog
③肩甲骨を寄せ、お臍を下に突き出すように体を反らす
④骨盤を前に傾け、股関節を曲げる
※運動をしているときに、体が上下に移動してしまわないよう気をつける
※肘が曲がってしまったり、力が入って肩が上がってしまったりしないように気をつける
体幹回旋運動
【開いた位置】
【閉じた位置】
目的:腹斜筋や固有背筋をバランスよく使う
胸部の動きを促し、腰背部の過剰な運動を抑える
開始肢位:横向きに寝転がり、下肢を曲げる
下方の手で膝を抑え、下肢が動かないようにする
①頭と肘を外に開くようにして体をひねる
②頭と腕を丸めるようにして戻す
骨盤前後傾運動
目的:骨盤が後ろに倒れないように前に傾ける練習
股関節の筋肉だけでなく、腹筋や固有背筋など体幹の筋肉も使って動きを作る
開始肢位:椅子に座り、股関節と膝関節を90°に曲げる
両足を床に着ける
①腰を反らし、同時に骨盤を前に倒す
②背中を丸め、お腹を引き込むようにして骨盤を後ろに倒す
良い姿勢を保つには、姿勢を保つ筋肉が協力して働く必要があります。
3つの運動を通じて、自分の体を動かすときにバランスが崩れていないか確かめてみてください
フォームを整えてうまく筋肉を使うようにしましょう。
デスクワークの休憩時間に是非、やってみてください!