膝の水を抜いた場合、水の色が大切?

膝の水を抜いた場合、水の色が大切?

膝に水がたまると、膝全体が腫れぼったく重苦しい感じになります。
水の量が増えてくると、膝の曲げ伸ばしが不自由になります。

医師が、膝に水が溜まっているのを確認すると「水がたまっているから抜きましょう」と。。。

実施している途中は、痛みや緊張で何も考えられないかもしれませんが。。
「終わりましたよー」と言う言葉と共に、医師はこれくらい水が抜けましたよ。と言ってくれると思います。

この時のどれくらい抜けたか?は気にされる方も多いと思いますが、抜いた水の色もしっかり自身で確認することはとても大切です。


まずどれくらい抜けたか?は、注射器(シリンジ)1本・2本で確認するのではなく、
◯cc抜けたか?を確認するようにしましょう。
注射器にもサイズがあります。そのため大きい注射器1本分と小さい注射器3本分では、どれくらい抜けたか?
判断できません。必ず◯cc水が抜けたか?確認するようにしましょう。

大まかな目安
1ー10cc以下
2ー10〜25cc 
3ー25〜45cc
4ー45cc以上
上記はあくまで大まかな目安ですが針先で、軟骨のかけらなどが詰まってしまうと水が全然抜けず
実際より少ない量しか抜けない場合も多くあります。あくまで目安です。


次に水の色です。

関節全体は関節包といって、一つの袋に包まれています。関節の内部は関節腔といい、そこにはとろみのある水(関節液)が入っていて潤滑油と軟骨に栄養を供給する役目をになっています。この関節液は、通常は黄色く透明です。
しかし、炎症・感染・靭帯が切れるなどによって、水の色が変わってきます。




黄色で透明        → 半月板損傷・軟骨損傷・変形性関節症など
黄色で濁りがある(混濁) → 関節リウマチ、痛風・偽痛風など
白く濁りがある      → 感染・化膿性関節炎など
血液           → 半月板損傷、靭帯損傷、関節包損傷など
油の混じった血液     → 関節内骨折(膝蓋骨折・脛骨高原骨折など)レントゲンでは、ズレがほぼなくはっきりしない場合

色の違いによっても、医師が診断をする上で、これだけ分かれてきます。

医師は、症状や話を聞いた内容を元に
膝の状態を確認します。(色々膝の状態を触ったり押したり)
その上で、水を抜いた色や量などを含めて、膝の状態を考え治療方針を考えます。

水を抜くと言うことは、検査の一種でもあり治療の一種でもあります。
気になる方は、何色だったか?どれくらいの量を抜けたか?まで
水を抜いた後に聞いて見ましょう。




 

膝の水を抜いた場合、水の色が大切?

膝に水がたまると、膝全体が腫れぼったく重苦しい感じになります。水の量が増えてくると、膝の曲げ伸ばしが不自由になります。

医師が、膝に水が溜まっているのを確認すると「水がたまっているから抜きましょう」と。。。

実施している途中は、痛みや緊張で何も考えられないかもしれませんが。。
「終わりましたよー」と言う言葉と共に、医師はこれくらい水が抜けましたよ。と言ってくれると思います。

この時のどれくらい抜けたか?は気にされる方も多いと思いますが、抜いた水の色もしっかり自身で確認することはとても大切です。



まずどれくらい抜けたか?は、注射器(シリンジ)1本・2本で確認するのではなく、
◯cc抜けたか?を確認するようにしましょう。
注射器にもサイズがあります。大きい注射器1本分と小さい注射器3本分では、どれくらい抜けたか?判断できません。必ず◯cc水が抜けたか?確認するようにしましょう。

大まかな目安
1ー10cc以下
2ー10〜25cc 
3ー25〜45cc
4ー45cc以上

上記はあくまで大まかな目安です。針先で、軟骨のかけらなどが詰まってしまうと水が全然抜けず
実際より少ない量しか抜けない場合も多くあります。あくまで目安です。

 
次に水の色です。
関節全体は関節包といって、一つの袋に包まれています。関節の内部は関節腔といい、そこにはとろみのある水(関節液)が入っていて潤滑油と軟骨に栄養を供給する役目をになっています。この関節液は、通常は黄色く透明です。

しかし、炎症・感染・靭帯が切れるなどによって関節液の量と共に、水の色が変わってきます。




黄色で透明        
 → 半月板損傷・軟骨損傷・変形性関節症など
黄色で濁りがある(混濁) 
 → 関節リウマチ、痛風・偽痛風など
白く濁りがある      
 → 感染・化膿性関節炎など
赤黒い色           
 → 半月板損傷、靭帯損傷、関節包損傷など
油の混じった赤黒色     
 → 関節内骨折(膝蓋骨折・脛骨高原骨折など)レントゲンでは、ズレがなくはっきりしない場合


色の違いによっても、医師が診断をする上で、これだけ分かれてきます。


医師は、症状や話を聞いた内容を元に
膝の状態を確認します。(色々膝の状態を触ったり押したり)その上で、水を抜いた色や量などを含めて、膝の状態を考え治療方針を考えます。


水を抜くと言うことは、検査の一種でもあり治療の一種でもあります。
気になる方は、何色だったか?どれくらいの量を抜けたか?まで
水を抜いた後に聞いて見ましょう。




 
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