テニス肘のサポーターは効果ある?!
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対する保存治療の一つである肘のサポーター(通称:エルボーバンド)は、安価でかつ装着も簡便であるため、上腕骨外側上顆炎の患者に対し比較的頻繁に使用されています。
**多くの人が
間違えがちなのは、痛む衝撃を抑えようとして、骨の出っ張った部分(上腕骨外側上顆)に当てること。
「肘のやや遠位で伸筋腱(短僥側手根伸筋腱)の筋腹を圧迫することで、指や手関節の仲筋腱の滑走を制限することで、本病態の主病巣である伸筋腱の外側上顆付着部にかかる負担を減らすこと」とするためとされているのが、一般的です。
そのため、骨の出っ張り(上腕骨外側上顆)より
指2本分ぐらい手のひら寄りの筋肉に巻くのが効果的。
しかし、このサポーターが必ずしも効果があるとは、限らないのです。
とあるアンケートでは、サポーターの効果を感じたのは、3割程度であったとのことです。
これは、効果がある場合もあるし効果がない場合もあると言うことです。
今回の研究だけが、全てではないですし、
エルボーバンドの効果は,バンドの形態,幅,圧力,装着時間,装着期間,日常生活の活動度などによっても、効果が大きく変わってくる可能性がありますが、
「使ってみないと分からない。」と言い換えられるかもしれません。
「バンドを装着していると痛みが楽になるが、外すと痛い」と答える人も多くいるそうです。
3~6割くらいの患者には装着時の肘痛を軽減させる効果があるため、痛みを我慢して仕事を行わなければいけない人や、痛みはあるがスポーツを行いたい人には、エルボーバンドを試してみる価値があると考えられます。
もちろん、エルボーバンドを使用して、痛みが軽減したからと言って、どんどん肘を使って良いというわけではないですが。
エルボーバンドの効果を正しく理解し、
社会的は背景がある場合はエルボーバンドを一時的に使用して痛みを軽減させ、
その間にリハビリなどで患部の治療や肘に負担がかかっている原因の治療を行うことが大事です。
参照)MB Orthop Vol.28 No.9 2015
テニス肘のサポーターは効果ある?!
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対する保存治療の一つである肘のサポーター(通称:エルボーバンド)は、安価でかつ装着も簡便なため、上腕骨外側上顆炎の患者に対し比較的頻繁に使用されています。
**使用方法で、多くの人が
間違えがちなのは、痛む衝撃を抑えようとして、骨の出っ張った部分(上腕骨外側上顆)に当てること。
「肘のやや遠位で伸筋腱(短僥側手根伸筋腱)の筋腹を圧迫することで、指や手関節の仲筋腱の滑走を制限することで、本病態の主病巣である伸筋腱の外側上顆付着部にかかる負担を減らすこと」とするためとされているのが、一般的です。
そのため、骨の出っ張り(上腕骨外側上顆)より
指2本分ぐらい手のひら寄りの筋肉に巻くのが効果的です。
しかし、このサポーターが必ずしも効果があるとは、限らないのです。
とあるアンケートでは、サポーターの効果を感じたのは、3割程度であったとのことです。
これは、効果がある場合もあるし効果がない場合もあると言うことです。
今回の研究だけが、全てではないですし、
エルボーバンドの効果は,バンドの形態,幅,圧力,装着時間,装着期間,日常生活の活動度などによっても、効果が大きく変わってくる可能性がありますが、
「使ってみないと分からない。だからまずは試してみては?」と言い換えられるかもしれません。
「バンドを装着していると痛みが楽になるが、外すと痛い」と答える人も多くいるそうです。
3~6割くらいの患者には装着時の肘痛を軽減させる効果があるため、
痛みを我慢して仕事を行わなければいけない人や、痛みはあるがスポーツを行いたい人には、エルボーバンドを試してみる価値があると考えられます。もちろん、エルボーバンドを使用して、痛みが軽減したからと言って、どんどん肘を使って良いというわけではないですが。
エルボーバンドの効果を正しく理解し、
社会的は背景がある場合はエルボーバンドを一時的に使用して痛みを軽減させ、
その間にリハビリなどで患部の治療や肘に負担がかかっている原因の治療を行うことが大事です。
参照)MB Orthop Vol.28 No.9 2015